抜け毛(脱毛症) - むろた皮フ科 |越谷市せんげん台のむろた皮フ科

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抜け毛(脱毛症) - むろた皮フ科

抜け毛(脱毛症)とは

抜け毛(脱毛症)は年齢や性に関係なく突然抜け始め、円形の形で抜けることが多い円形脱毛症と、男性に多く見られる生え際や頭頂部が薄くなる男性型脱毛症(AGA)などがあります。また髪の毛が細くなっていき短くなっていく場合もあります。一般的に有名な脱毛症の種類として円形脱毛症があります。

抜け毛(脱毛症)の種類

抜け毛(脱毛症)は以下のような様々な種類があります。

  • 円形脱毛症
    単発の脱毛班、もしくは複数の脱毛班が突然発症します。繰り返し発症される方もいます。
  • 男性型脱毛症(AGA)
    前頭部から頭頂部にかけて毛が薄くなり、次第に範囲が広がっていきます。
    日本人男性の約30%が発症すると言われており、比較的発症頻度が高い疾患です。
  • 薬剤性脱毛症
    薬剤を使用することで全体的に脱毛してしまうことが多いです。
  • 漏性脱毛症
    過剰な皮脂分泌が原因となり全体が脱毛し、前頭から頭頂にかけて脱毛することが多いです。
  • ホルモン分泌異常による脱毛症
    甲状腺ホルモンの分泌に異常がある場合、出産後などに発症することがあります。
  • 栄養障害による脱毛症
    摂食障害などの心的な病気になっている時、もしくはダイエットなどを行っている時に脱毛を発症することがあります。
  • 脱毛狂(トリコチマニア)
    髪の毛を引っ張る癖を持つことで生じる脱毛です。

抜け毛(脱毛症)の原因

抜け毛(脱毛症)の原因は種類ごとに異なります。

  • 円形脱毛症
    自己免疫の病気と考えられており、毛根を自身の免疫が攻撃することが原因と言われています。
    主にストレスがその要因と言われています。
  • 男性型脱毛症(AGA)
    遺伝や男性ホルモンが関係すると言われています。
  • 薬剤性脱毛症
    抗がん剤を使用した際に発症することがあります。
  • 漏性脱毛症
    何らかの理由により皮脂が増加、頭皮の細菌増加、刺激を与える物質が増加することで発症すると言われています。
  • ホルモン分泌異常による脱毛症
    何らかの理由でホルモンバランスが乱れ発症することがあります。
  • 栄養障害による脱毛症
    毛を作るタンパク質が不足することで発症することがあります。
  • 脱毛狂(トリコチマニア)
    髪の毛を必要以上に引っ張ることで髪が抜けます。精神的な要因により髪を抜く癖がついていることがあります。

抜け毛(脱毛症)の治療

抜け毛(脱毛症)は放置することで進行してしまうことがありますが、
脱毛症の多くは治療を行うことで治ることも多いです。※以下は代表的な例です。

薬剤性脱毛症、漏性脱毛症、栄養障害による脱毛症、ホルモン分泌異常の場合はその原因を取り除く治療を行います。円形脱毛症の場合は飲み薬と外用薬等を使って治療します。難治性の場合は紫外線療法や局所免疫療法などを行いますが、特殊な機械や薬品が必要なので提携病院に紹介させていただきます。

男性型脱毛症(AGA)の治療

<塗り薬>

塗り薬は様々な種類がありますが、ミノキシジルの塗り薬を使うことが多いです。ミノキシジルは血管を拡張する作用があるため「頭皮の血行促進」「髪の毛を作る細胞である毛母細胞を活性化」する作用があります。ミノキシジルは保険適用にはならず自費診療となります。

<飲み薬>

フィナステリド、デュタステリドを服用することで抜け毛や薄毛の進行を防ぐ効果が期待できます。フィナステリド、デュタステリドは保険適用にはならず自費診療となります。

抜け毛(脱毛症)の日常での注意

日常生活において髪への負担を減らすことが大切です。

  • ドライヤーを過度に使わず適正に使用する。
  • パーマやヘアカラーを行うことを避け髪に負担をかけないようにする
  • 髪を引っ張る髪型は避ける(三つ編みなど)
  • タンパク質など十分な栄養を摂取するように心がける
  • 髪をひっぱったり、ねじったり物理的に負担がかかることをしない
  • ストレスをため過ぎないように発散する
  • 睡眠不足、喫煙、過剰なアルコールの摂取などを避けるようにする