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やけど - むろた皮フ科
やけどとは
やけどは皮膚や粘膜が熱によって損傷を受けることで起こります。
やけどの症状は程度によって1度~3度の段階に分かれます。
やけどの原因
やけどは高温の物質や液体に触れることが主な原因です。
<原因の例>
<やけどの分類について>
やけどの症状
症状は上記の分類によって変わります。
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〈1度〉
-
〈2度〉
- 水ぶくれを発症する
-
〈3度〉
※やけどが広範囲になると重症化しやすいです。
やけどの検査と診断
- 基本的には目視で行い、患部の深さと広さなどで診断します。
- 血液検査や尿検査などを行って全身の状態を確認する場合もあります。
やけどの治療
やけどの程度によって治療法は変わります。
-
〈1度〉
- 軟膏やクリームなどを処方し乾燥を防ぎます。
-
〈2度〉
- 感染予防をするために洗浄し、軟膏を塗って治療を行います。
-
〈3度〉
- 皮下組織が死んでしまっており、死んだ組織を除去し軟膏を塗って治療
または植皮を行ったりします。
- 皮下組織が死んでしまっており、死んだ組織を除去し軟膏を塗って治療
※感染を防ぐため必要に応じて抗菌剤を処方することもあります。
またクリニックで対応できる程度は1度~軽度な2度までです。
それ以上は入院適応になる場合が多いです。
やけどした際の応急処置など
- やけどの痕が残ることを最小限にするには、やけどの直後に水道水などを用いて、患部を冷やすことが最優先になります。
数秒ではなく数分以上冷やしていただくとより効果的です。 - 服の下に酷いやけどを負った場合は、皮膚に服が張りつくことがあるので、水をかけてから服を脱がすようにしてください。
<1度の注意>
やけどした直後に患部を冷やせば、特別な応急処置は不要です。
<2度の注意>
水ぶくれを割らないように気を付けてください。
割れてしまった場合は清潔を保つために頻回にシャワー、石鹸で洗い流してください。
広範囲の患部、顔面や陰部などをやけどしている場合は病院を受診してください。
<3度の注意>
自宅での対応は難しいので即座に病院を受診するようにしてください。